ケニア,暮らしとうつわ

ケニア在住。器をつくったり、直したりしています。 2歳3歳の姉妹、夫と4人暮らし。

ガンディオール村までドライブ

ちょこっと家族の仕事、ほとんど観光でSaint-Louis(サンルイ)に向かうことになった。

サンルイの素敵なホテルが満室だったので、Airbnbでサンルイ近くの Gandiol(ガンディオール)村の外れに建つ家を予約する。

ダカールからサンルイまでは車で5、6時間

昼頃出発し、まずはPikine(ピキン)へ。ここでガンディオールまで行ってくれる貸し切れる車を探す。後ろの席が2列になっている大きめの車を発見。提示されたのは10000円ほど、なかなか高い金額だけれど、他に車がなく思い切って乗ることにする。

ガソリンスタンドにて休憩

高いお金払ったけれど、シートが2列になっている分、ゆったり使えて快適だな、良い車だなと思っていると、1時間もたたず車は小休止。その間に人が乗り込んでくる。助手席に座ったそのお客さんは少し距離だけ乗って降りていった。その人を下ろしてしばらくし、またストップ。次は2人が乗り込んでくる。助手席に1人、私たちが座っている後ろの席に1人。前の1列に家族4人でぎゅうぎゅう、後ろの1列に後から乗り込んできた男の人が悠々寝転んでいる。これは貸切じゃない、あの高いお金は何なのかと1人で悶々、憤慨する。1時間後、怒りがようやく収まる頃にまたストップ。3人目が乗り込んでくる。(もう怒りは湧かない)。 

それにしてもガンディオールまでは遠い。車は目的地まで早く着こうと北に向かう一本道をひた走る。車線を超えて前の車を追い越す度に(対向車がすぐ目の前まで来ている!)、(うおおおおおあぶなーーーい)と心の中で叫ぶ。

車での移動はセネガルで子供を連れていての一番の心配事かもしれない。チャイルドシートがなく、制限速度がなく(あるのだろうけれど)、爆走する車の中で、子供も隙を見ては動こうとする。子供達が起きている間は、なだめたり、怒ったり、果物で釣ったり、いろいろ駆使して座らせておく。車が今どこかにぶつかったらと思うとヒヤヒヤ。週に1度くらい、交通事故が起きている現場を目撃する(タクシーが黒く焦げていたり、カーラピッドが横転していたり、カーラピッドが中央分離帯にぶつかっていたり、なぜかカーラピッドの事故を見ることが多い)。大きな車を自前で用意する、運転手にくれぐれも安全運転でと伝えるくらいしか、今のところ事故率を下げる策が思い浮かばない。今回の滞在で事故に遭っていないのは運が良いとしか言えない。

カーラピッド

さて、ダカールを出てから6時間くらいしてからようやくサンルイ近くに。「ガンディオールに行くなら追加で金を払え」という運転手と「はじめからガンディオールに行くって言ってただろ」と怒る夫と、2人を仲裁するセネガル人乗客(やっぱり、乗り込んでくれてありがとう、セネガルの人)で車内が殺伐とした雰囲気になったまま、ようやく目的地に到着。

待っていてくれたのは、Airbnbホストのファニー。彼女もセネガル人男性と結婚し、0歳の息子さんがいるママ。ガンディオールの村からガタゴト道をファニーの車で突き進むこと5分ほど。電灯もなく、真っ暗な中、ポツンと一軒だけたつ家に到着。この日、この地域は水が止まっていたので、車から生活用水のボトルをたくさん運んでくれる。(断水のことは事前に知らせてくれていた)。家に水のボトルを置いた後、ファニーの住むサンルイまで車に乗せてもらうことに。ファニーが勧めるレストランで降ろしてもらい、夕食をとって、タクシーで家まで戻ってきた。

家は整えられていて、清潔だった。ベッドに潜るとふかふか。明かりを落として布団の中、波の音を聞いていると少し恐くもあるけれど、長い移動の疲れもあって家族全員すぐ眠ってしまった。