ちいさな子どもと、アフリカで

30代。毎日だいたいぼんやり過ごしています。どんどん流れていってしまう、娘たちと過ごす毎日のことを綴っています。今は、2018年秋から滞在しているセネガルダカールでの日常を、2019年春からはこれから移住するケニアナイロビでの生活のことを。

セネガルでいちばん大きなバオバブの木と、カニ

今日は、サリーからFadial(ファディアル)に寄って、Fimela(フィメラ)へ向かう。

前々日にサリーのスーパー前で出会ったタクシー運転手さんにダカールまで乗せていってもらう約束をしていたのだけれど、予定を変更してFadial、Fimelaに行きたいことを伝える。交渉成立、ホテルをチェックアウトして出発。

Salyから南下する。

陽気な運転手のおっちゃんも、運転しながら「遠いな」と電話で愚痴っている。

車が大きな舗装道を進んでいくと、草原だった風景が次第にバオバブの木に変わってくる。バオバブが点在する光景は、なんだか幻想的。

絵本のよう

もういよいよFadialというところで、運転手さんなぜか道を曲がる。「方向、間違っているのでは」と伝えるも、「大丈夫、Fadialに行くんだろ」と運転手さん自信たっぷり。しばらく進み小さな町に到達。と、そこから進路を変え、道なき道を大爆走。

砂埃をあげて、ピシピシ乾いた草を車体に当てながら車が進む。道中、いきなり牛の行列に遭遇したり、電気が通っていなそうな集落を横切ったり、冒険のよう。

牛の行列 なんだか神々しい小さな集落

ダカールでは普段見られない光景に嬉しくなる。この時点で、「ごめん、道に迷ったわ」と運転手さん。「(知ってるよー)いいよいいよ!(もっと迷ってもいいよ)」と答えるうちに、あっさりひょっこり目的地の目の前に出てしまった。

Fadialに寄った目的はセネガルで1番大きいという、このバオバブの木を見ること。

写真がイマイチで伝わないのが悔しい、が大きい 手前に停まっているのが私たちが乗っていた車

このバオバブは推定樹齢850年を越し、中は空洞になっている。人ひとりがやっとくぐれる大きさの亀裂があり、木の中に入ることができる。木の中の空洞は古くはグリオという吟遊詩人の埋葬場所だった。今はもう人の埋葬はされていないけれど、今でもグリオの儀式に使っているのだそう。「儀式の時は200人の人が中に入れる」とガイドが言っていたような気がしたのだけどそこまでの広さはないような気もしたので聞き間違いかもしれない。上の方からも小さな亀裂から光が差し込み、こうもり達がキーキーパタパタしていた。バオバブの周りにはぐるりとお土産物屋さん、工芸品屋さんが並んでいる。

運転手さんと一緒にコーヒーで一服し、今日の宿泊地Fimelaへ。Fimela には、サルームデルタを形成する支流の一つがある。今日は、その支流に面したホテルに泊まる。

到着してすぐ、河に突き出たレストラン席でランチ。

魚か肉かと聞かれ魚を選ぶと、出てきたのは、カニの山。

山盛り1人分、ハーブで味付けされている。

とっても美味しい。ランチ、カニだけなのか……斬新……!と思いながら黙々と食べきる。お腹いっぱい。遅いランチの時間、他にお客さんもいなかったので、子供と魚を見たり、鳥を見たりして遊んでいると、給仕さんがもう一皿持ってきた。

今のは前菜で、メインはこっちだった。最後はデザートまで。お腹いっぱい。

ロケーションはとっても良いのだけれど、子供が落ちないか終始ヒヤヒヤ。

宿にあった図書館で本を借りたり、砂だらけになったり、ドローンを飛ばしたりして、遊ぶ。

 ただもうこの宿に関してはカニの印象しかない。美味しかった。